codolifeを振り返って

まさひろ

今回はアホほど行動するコミュニティ「codolife」について書きます!

こんにちは、兼業Webエンジニアのまさひろです。平日昼間は会社員としてパソコンの前で作業して、夜と休日はフリーランスとしてパソコンの前で作業しています。パソコン大好きっ子です。

自己紹介記事にたくさんのコメントをいただきありがとうございます!一番多かった感想は「段ボールの写真が印象的」でした。

まさひろ

記事の中身関係なくね?

さて今回は、ぼくがWeb制作で稼げるようになったきっかけ「codolife(行動ライフ)」について書いていきます。お付き合いいただけるとうれしいです。

codolifeとは

はじめに簡単にcodolifeを説明すると

  • はらさん(@haraponta1496)が作ったコミュニティ
  • 案件獲得までのサポートサービス
  • 継続した収益化のためのロードマップが学べる

Web制作を勉強してきたけど案件獲得が不安」という人にとって魅力的なコミュニティです。

はらさんが実施した勉強会や実際の商談方法を学ぶことができるので案件を獲得するイメージが明確になります。

まさひろ

ぼくの商談動画もありますよ!

毎回募集のたびに多くの参加希望者が集まり、多い時で倍率20倍の競争率の時もあります。

codolifeメンバーに選ばれると専用のslackに招待され困ったことを質問できたり、codolife内の勉強会に参加できたりと案件獲得に向けた安心の環境が整っています。

加入すると似たような状況のメンバー同士でチームを組み、はらさんのサポートの元で自分で立てた目標に向けてアホほど行動します。

ぼくのcodolifeは0→1達成を目標とする「犬さんチーム」のメンバーとしてスタートしました。

codolifeがはじまる

codolifeに選ばれる

2020年12月24日。クリスマスイブの日にcodolifeへ申し込むためはらさんにDMしました。Twitterで誰かにDMを送ること自体が初めてだったので震える手を押さえながら送信。

約2年間なにも進まずに焦っていたので藁にもすがる思いでした。

2020年12月26日。深夜2時過ぎに「一緒にアホほど行動しましょう」と返信が届いていました。受験結果の通知に「合格」と書いていたときと同じくらいうれしかったのを覚えています。

それからslackに招待されそれぞれが自己紹介を書き始めたのですが・・・ぼくは書き込めずにいました。みんな自己紹介と一緒にポートフォリオを貼り付けているからです。

一応作ってはいたのですが、ほかのメンバーのポートフォリオの完成度をみたとき

まさひろ

ぼくのポートフォリオしょぼくない?

そう気づいてしまったのです。今まで一人でやってきたうえTwitterでも誰とも絡んでこなかったので自身のレベルがよくわかってませんでした。

「こんな中途半端なもんはだせん!」とぼくの中に頑固職人の人格が芽生え、年末にかけて必死で作り直しました。

そしてなんとか年内にポートフォリオ付きで自己紹介をすることができました。いやぁ、自己紹介するのも一苦労でしたね。

ちなみに、これポートフォリオとして一度も使ってません。

初めてのMTG

1月4日。codolife初のチームMTGがありました。ちなみにその時の心境は

駄々っ子

MTGいきたくなぁぁぁいいいい!!!!

でした。

というのも犬さんチームのTwitterグループが作られていたのですが、年始から営業した話やTwitterのコーダー募集にDMした話などで盛り上がっていてすでについていけないんです。

アホほど行動すると決意した数日後にすでに挫折しかけてました。見事なとうふメンタルの持ち主ですね。

そもそも誰も準備万端で動き出したわけじゃないんですよ。完全にぼくのマインドが追いついてなかったんですね。それからMTGまでほぼDMを返せずに当日を迎えます。

MTGが始まり、自己紹介を終えたのち各自どのように行動していくのかを話しました。

ぼくの目標は「稼げるようになって地元の福岡に帰ること」

Web系のエンジニアになるために地元を離れて転職したのに、全く関係のない仕事をしていました。

なんとかこの状況を打破したい。そして地元に帰りたい。

言葉にすることで「やらなくちゃいけない」という思いが強くなりました。今、ほかの人より遅れているなら何倍も努力しなくてはいけない。

初回のMTGでそんな意識が芽生えました。

ちなみに、当時の状況はこんな感じです。

  • 学習期間1か月ほど
  • HTML/CSS/jQueryを勉強した
  • WordPressはほぼ触ってない

それを踏まえてこんな目標を立てました。

  • ポートフォリオを作る
  • クラウドソーシング登録
  • 10万円受注する

それから1週間で3つのデモサイトを作成し、営業用のポートフォリオを完成させます。

思考停止の1週間

自信崩壊

行動してなんぼのcodolife。ポートフォリオを一新してクラウドソーシングで提案をはじめました。

ブログで紹介されている提案文のテンプレートを丸パクリし、1日10~15件くらい提案していました。

一つの提案に15分くらいかけていたので2時間半くらいかけて提案。残りの時間はWordPressの勉強にあてていました。

1週間続けた結果、返信数は0。

めちゃくちゃ焦りました。1件も返信がないってことなんてあり得るの?

Twitter上では「これから商談です!」や「案件獲得しました!」といった内容が次から次へと流れ込んできて自分のやっていることが否定されたような感覚。

正直、営業をずっとやっていたので商談までは進めると思ってました。

しかし、返信数は0。

少しだけあった営業への自信があっさりと崩れていきます。でもそこで立ち止まるわけにもいきません。なぜ返信がないのかを分析するために送った提案文を読み返すことにしました。

そこで、あることに気づきます。

結果には理由がある

永遠の0

何この漂うテンプレート感・・・!!

そりゃそうですよね。だってテンプレですもの。いや、使っているテンプレは素晴らしい。でもいかしきれていない。ぼくのカラーが出ていない。もし、同じような提案文をみんな送ってるとしたら、選ばれると思うのか?

ぼくがやっていたのは「提案」じゃなかったんです。ただの「スパム行為」でした。

お客さんの名前を変えて、自分ができることを書いただけの魅力のない文。

そもそも、今自分にできることなんてたかが知れているのにどうして選ばれるだろうか、いや選ばれない。

営業だけが武器のぼくが営業をしてなかったと、やっと理解しました。

でもおかげで提案文を客観的に見る「目」を強化することができました。そして、逆の立場になって考えてみたら気付くことがあります。

  • 明らかなテンプレはすぐわかる
  • 最後まで見るのめんどくさい
  • @即レスSE多くない?
まさひろ@即レスSE

ほかの人と同じことしてたら埋もれてしまう・・・!!

結果には必ず理由があります。この場合、思考停止状態でテンプレを送っていたので発注者の目に留まることなく落選していたのでしょう。

では、どうするか?まずは、相手に興味を持ってもらう必要がある。そして、他者と差別化しなくてはいけない。そして唯一の強み、営業を続けてきたという経験がある。

まさひろ

一つ一つの提案を本気でやろう!!

これがぼくの出した答えでした。一つの案件にしっかり向き合い、お客さんの事業や競合についても調べ、渾身の提案文を送ることに決めたのです。

しかし、一つ一つに時間をかけていると提案数が激減してしまいます。そこで以下のようなルールを決めました。

  • 仕事の合間に本気で提案する案件をお気に入り
  • 帰宅後にお気に入りした案件を全力提案
  • 依頼内容が分かりにくいものはテンプレで送信

実際に募集内容を見たら分かるのですが、募集文からお客様がなにを求めているのかまったく分からないものも多々あります。

そういう案件にまで時間をかけていると、ほかの提案しやすい案件にかける時間が足りなくなってしまう。

今日提案しなかったせいで、翌日決まってたなんてことは普通にあり得ます。

本気&テンプレのメリハリ作戦で質と量を担保しようとしたのです。

その結果、一つ二つと返信が来るようになり、翌週の返信率は4割近くまで増えていました。

そして、提案のためにかけた時間は裏切りませんでした。

事業のことや競合のこと、具体的な作成プランまで調べていたので商談もスムーズに進みZOOMで打ち合わせしたお客さんから一度も断られずに案件を獲得し続けました。

試練

眠れない日々

被害者M

まさか自分があんなことになるなんて思ってもいませんでした…

成果が出始めたことで浮かれていたんです。納品したこともない、ましてや仕事として制作したこともないぼくに待ち受けていたのは眠れないほどの仕事量でした。

誰かに仕事を振るという選択肢もあるかもしれませんが、最初は自分でやりきるって決めていました。じゃないと自分の成長につながらない。

スキルを身に着けて個人で稼ぐためにWeb制作を勉強してきたのに、他の人に任せたらずっと人に頼ってしまうと思ったんですね。

朝起きて2時間、会社の休憩中に1時間、帰宅してから5時間ほどひたすら作り続けました。

学習中には感じることのない「納期」というタイムリミット。お客さんに迷惑をかけてはいけないというプレッシャー。

プレッシャーに押しつぶされるイメージが一番わかりやすい画像
段ボールの中

震えますよね?

体力的にも精神的にも擦り切れていきました。しかも、初案件を獲得するために低単価で提案しまくっていたこともあり時給換算すると数百円の案件もいくつかありました。

週に一度codolifeのMTGがあるのですが、毎回「え、老けました?」と心配される勢いで生気がなくなっていく日々。

正直限界だと思っていました。

そもそも、Web制作って一つのサイトを納品するまでに結構時間がかかるんですよね。

Web制作の流れをざっくりいうと

  1. デザインを作る
  2. デザイン通りにコードを書く
  3. サーバーにアップロードして納品

という順番で進めていくのですがこれを一人で回すにはスキルも時間も不足していたのです。

それでも営業を止めることはしませんでした。行動してなんぼのcodolife。数字で結果を残したかった。

だから、「デザインを作る」ことをやめることにしました。

ピンチはチャンス

お客さんとの打ち合わせの際にぼくはPinterestを使用していました。

Pinterestとは、Webサイト、あるいはPinterest上にある画像を自分のボードに集めることができる画像収集サービスです。

https://www.pinterest.jp/

例えば「英会話 ホームページ」と検索するとこのような画像が出てきます。

「英語 ホームページ」で検索した結果

この画面を見ながらお客さんとデザインの骨子を決めて、デザイン案を提案し、OKをいただいたら制作に取り掛かっていました。

ここで、いつもお客さんがデザインを決めるのに時間がかかってしまいます。その場で決めることはなく、持ち帰ってしばらく検討する期間が発生します。

何十通りもあるサンプルの中から一つを選ぶってよく考えたら難しい選択ですよね。

この時間をどうにか短縮したい。

そこで、打ち合わせ前に参考となるデザインを3種類に絞って提案するようにしました。

そしてここが大事なのですが、提案するものは「自分が作成できるデザイン」に限定しました。

こうすれば、どれが選ばれたとしても作成するイメージは出来ているのですぐにでも制作に取り掛かれます。

また、契約前の打ち合わせからこの方法を取ることでリアルな完成イメージを持ってもらうことができます。

その結果、契約後の技術不足によるミスマッチを防ぐことにつながりました。

ちなみに、この方法をTwitterのプレゼント企画で配布したところ500名近くの方から応募をいただきたくさんのうれしい感想をいただきました。

デザインを作りこむ時間がなくなったことで一つの制作にかかる時間が大幅に短縮され、最大12件同時進行のピンチを乗り越えることができました。

codolifeを振り返って

最初のMTGの時はWordPressもよくわかっておらず、0→1達成なんてだいぶ先だと決めつけていました。

でも、考え方や方法を変えて行動を続けた結果、思っていた以上の成果と経験を得ました。

初案件を獲得できた自信も。
寝たら納期に間に合わないという極度のプレッシャーも。
納品してお礼を言ってもらえた喜びも。

codolifeでアホほど行動したから味わえました。

本当にはらさんやcodolifeのメンバーには感謝しています。

そして、codolifeを振り返って思うことは、すべては自分のマインド次第だということです。

きっと「0→1達成できたら満足」というマインドだったらそれに見合う結果が出ていたと思うし、時間がないと言い訳してできないことを正当化していたら新しいアイデアも思いつかなかったはず。

覚悟を決めて本気で取り組む。

これだけで世界が変わります。

この記事を読んでくれた人が少しでも「行動しよう!」と思っていただけたらうれしいです!

まさひろ

最後までお読みくださりありがとうございました!感想くれたらよろこびます!